佐藤雨彦八段(28)が名人戦第74期将棋名人戦七番勝負で羽生善治名人(45)に挑む戦いが始まりました。最も勢いのある若武者が王者に挑みましたが初戦は残念ながら佐藤八段が敗れました。しかし、勝負はこれからです。約1カ月1回の半年近い、長い戦いです。
日曜日にはNHK杯テレビトーナメントを毎週見ています。一流棋士が闘志をぶつけ合う真剣勝負は、真に見ごたえがあります。毎回 熱戦がくりひろげられます。
最後は負けた方が頭を下げて決着がつきます。ひやひや、どきどきのあとほっとし弛緩がきます。この感覚は何ものにも代えられません。 将棋界には大きなタイトル戦がたくさんあります。竜王戦、名人戦、王位戦、王将戦、王座戦、棋聖戦、棋王戦と7大タイトルのほか10数の以上の棋戦があります。竜王戦の優勝者は4,200万円です。
棋士の殆どの人は小学低学年頃から将棋を始め小学名人戦、中学名人戦と参加し、実力をつけていきます。プロ棋士養成機関として新棋士奨励会があります。6級から始まり3段までが養成機関であり、4段から、プロ棋士として認めれれます。奨励会でも年齢制限があり、26才以上になると退会させられます。プロ4段になっても最初は年収200万円位で生活もやっとでしょう。厳しい世界です。本当に実力の世界ですね。
名人戦第2戦は4月22日 長野県松本市で開催されます。
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