震度(前回からのつづき)
普段、震度について漠然と理解しているつもりですが、震度階級としてまとめました。 震度0 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。
震度1 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。
震度2 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます
震度3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。
歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。
震度4 歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。
眠っている人のほとんどが、目を覚ます。
電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。
震度5弱 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。
電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。
震度5強 テレビが台から落ちることがある。
固定していない家具が倒れることがある。
窓ガラスが割れて落ちることがある。
震度6弱 立っていることが困難になる。
固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。
震度6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。
揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。
震度7 立っていることができず、はわないと動くことができない。
揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
地震から身を守る方法
1 まず落着いて身の安全を
2 揺れがおさまれば、火の始末
3 非常脱出口の確保
4 火が出たらまず消火
5 あわてて外へ飛び出すな
6 狭い路地、塀ぎわ、がけや川べりに近寄らない
7 山崩れ、がけ崩れ、津波に注意
8 避難は徒歩で、持物は最小限に
9 みんなが協力し合って応急救護、救出活動
10 正しい情報の入手を
ガル
ガル(Gal)は地震の揺れの強さを表すのに用いる加速度の単位のことです。 1ガルは毎秒1cmの割合で速度が増す事(加速度)を示しています。 地震の揺れは、地面に水平に縦、横(南北、東西方向)と上下方向の3方向で解析されますが、近年ではこれらすべてを合成して算出されたものを最大加速度としています。
震度とガルの関係
震度
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加速度
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備考
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震度0
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0~0.8ガル
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震度1
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0.8~2.5ガル
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震度2
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2.5~8.0ガル
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震度3
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8.0~25ガル
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震度4
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25~80ガル
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震度5
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80~250ガル
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80~100ガルが多い
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震度6
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250~40ガル
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関東大震災は300~400ガル
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震度7
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400ガル以上
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阪神淡路大震災は600~800ガル
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